2011年12月10日
荒川サケ釣獲調査員奮闘記
「追憶」
去る先月の20日、3人の釣獲調査員は朝の荒川の流れを見て「唖然」と立ちつくした。前夜の豪雨で一気に水嵩が増し、濁流となったためだ!
下調べに入った前日の夕刻、とらぬ狸の皮算用というべきか、大漁を夢見て温泉旅館で前祝いをしていたのだった!
水量、濁り、釣れる気がしないと思ったのは3人が目を合わせて一致した。アカン!悪夢や!。やはりというべきか、当日、3人は6時間、サケ用のスプーンを投げた続けたが、アタリすらなかった。何とその日は100人の釣獲調査員でたったの2匹の釣果だった。「OH MY GOT!」、これが釣りというものか!「DAMN IT!」
「リベンジ」
今日、11月の悪夢を振り払って荒川2番ポイントに立つ!
雪が降ってきた!しかし、荒川の水量は平水、濁りはない!釣れる!
が・・・、天気予報は雪時々曇り雨、釣りの女神は簡単に微笑まない!
開始時間は7時、時計を睨みつつ、ルア-の第一投のポイントを見つめる。
1時間ほど同じポイントでひたすら待ちスタイルでスプーンをキャスティング。
アタリがない!スプーンを変え、リトリーブの早さ変える。
しなやかに、優しく、優雅に、艶めかしく、蝶の舞のように。
リトリーブ中にスプーンが一瞬、コツン!、すかさずにあわせを入れる!ラインが「ジリ、ジリ」とゆっくり出ていく!「ヒット!」。ドラッグが止まらない!、雄サケの兄貴だ!しかも、動きからするとスレ掛りのようだ!50m以上出てしまった!、これは難しいと思った瞬間、「ブッチン」とラインブレイク。25ポンドのフロロのリーダーの先端から切れている。
気を取り直し、きっちりリーダーでスプーンを結束する。ややドラッグを締め直し、一気に岸に寄せる作戦に変更する。
スローリトリーブを繰り返す、「コツン!」、グッと合わせる!「ヒット!」、一気にリトリーブするも岸際の刺し網付近で、動きがとれない。ラインが出ていく。
慌てて、岸に戻るその時、腰までの水量の中で石につまずいて、体勢が崩れ首まで水没、流される!。が、かろうじて踏ん張り、ロッドをたてて岸に戻ろうとするもサケに引っ張られまた体勢が崩れ、足が流れた。まずい!、一瞬、ロッドを杖にして流れに踏みとどまった。グショ濡れで岸に戻ってロッドを立て直して、ラインを巻き戻す。
何と尾鰭にスプーンが掛かっている。サケが尾鰭でスプーンを払った(叩く)瞬間に掛かったのだ!78センチのホッチャレの雌サケ、多分、産卵が終わったのか、お腹周りがほっそりしている。腹をしごいてみると残り卵がポロ、ポロと出てくる。一応、雌サケなのでキープする。監視員が回収に来るからだ。周りでも時々、釣り上がっているようだがどうも雌サケみたいだ。
風もややあって、雪も降り続き、時々みぞれ模様になったりして、心も折れそうになるが。兄貴に対面するまではと気合いをいれつつキャスティングを続ける。寒い!、手がしびれる。
10時過ぎ頃、岸際にサケの群が泳ぎ寄ってきた。スプーンをキャストすると直ぐにヒット、一気に岸にズリ上げる。76センチ、これもほっそり雌サケ。続けざまに75センチのまたもや雌サケ。うーーん、兄貴が来ない!。と、その直後の大きなアタリを感じたが、「ゴツン、ブッチ!」であっさりライブレイク。正に兄貴の証拠か!リーダーを30ポンドに替えたが、みぞれが激しく降り注ぐ。手がかじかみ、感覚がなくなる。つらい。
納竿の潮時になった。正午前に切り上げる。
車の中で昼食を取りつつ、帰宅のことを考えていた。これはまずいことになった。荒川での天候を考えると、新潟県と群馬県の県境は?、関越トンネルを越えられるのか?車のチェーンは持っていない。早立ちしないと今日中に帰れないかもしれないと。
急いで、管理所に戻り釣果申告(雌サケ3匹)。12月から何と、お土産が付くことになったらしい。
サケの半身の寒干しを貰って急ぎ帰り支度。
今日は全体で177匹釣れた。今年最高。図らずも「いづみやブログ」の9日の1枚目.写真、中州で釣りしている人がzinneです。
そして、こんな記事になってます。
「荒川のサケ(鮭)釣り後半戦の寒さは辛く厳しい。でもアングラーの魂は熱く燃えているのであった!」

帰途、予想通りというか、関越道の長岡から関越トンネルまで「普通車チェーン装着」の案内が情報板に出ている。帰れない?、しかし・・・・。一応、高速道路に入る。長岡手前で雪模様、その後、吹雪になってしまった。前方の車のテールランプを頼りに時速40キロ程度でノロノロ走るが、不安、緊張感、不安、恐怖、ブレーキが踏めない。湯沢の状況が気になる。ここで立ち往生だと帰れない。小出まで吹雪は続いていた。六日町から小降りとなり、やや不安解消するも安心できない。
関越トンネルの上り坂で止まるとアウトだ。時速50キロで走り続ける中、湯沢での雪は少なかった。ホッとした。トンネル手前の気温は-2℃となっている。やばい!、スリップして走れないかも。前のめりでハンドルを握り運転している。
トンネル手前の上り坂は雪が締まって、これから、凍りつく手前となっていた。緊張しながらゆっくと走る、止まったらスリップして上れない。焦りがつのる。
16時過ぎに関越トンネルに到着した。助かった!。谷川岳パーキングで仮眠を取った。
スッキリして、ゆっくり帰る。危機を乗り切った!
zinne
Posted by Zinne at 00:28│Comments(2)
│サーモンフィッシンク
この記事へのコメント
zinneさん、おめでとうございます。
11月の鮭有効利用調査は散々な結果でしたので、リベンジの気持ち、よーくわかります。雄の兄貴分は次回の楽しみにするとして、雌3尾は大漁でしたね。
いづみやブログに載るのもたいしたもんです。
でも、帰りの道は大変でしたね。冬の山道は油断大敵!
よく無事に帰れてよかったです。
今年の「鮭」はzinneさんに軍配があがりました。@じゅげむ
11月の鮭有効利用調査は散々な結果でしたので、リベンジの気持ち、よーくわかります。雄の兄貴分は次回の楽しみにするとして、雌3尾は大漁でしたね。
いづみやブログに載るのもたいしたもんです。
でも、帰りの道は大変でしたね。冬の山道は油断大敵!
よく無事に帰れてよかったです。
今年の「鮭」はzinneさんに軍配があがりました。@じゅげむ
Posted by じゅげむ at 2011年12月10日 09:27
お疲れさまです。
何とか雌サケ3匹ですが、不完全燃焼です。
結局、ルアー一本で、午後はフライと考えてましたが、みぞれ、あられで散々な天候でした。
手が寒さでしびれてロッドを持つのが精一杯でした。
天候には勝てません!
フライができなくて、後ろ髪を引かれる思いで、焦りつつ、必死で帰りました。
良い経験でしたね。
土曜日、日曜日も爆釣?のようです。
来年に楽しみはとっておきました。
今日はお茶の稽古で、明日はもフライイングです。
zinne
何とか雌サケ3匹ですが、不完全燃焼です。
結局、ルアー一本で、午後はフライと考えてましたが、みぞれ、あられで散々な天候でした。
手が寒さでしびれてロッドを持つのが精一杯でした。
天候には勝てません!
フライができなくて、後ろ髪を引かれる思いで、焦りつつ、必死で帰りました。
良い経験でしたね。
土曜日、日曜日も爆釣?のようです。
来年に楽しみはとっておきました。
今日はお茶の稽古で、明日はもフライイングです。
zinne
Posted by zinne at 2011年12月10日 20:10